学会長挨拶

 

32回山梨県医学検査学会

学会長  河合 正行

 

 学会開催にあたり、担当地区実行委員会を代表してご挨拶申し上げます。

私たちを取り巻く医療情勢は、2025年に向けて地域医療構想への対応により、病床削減により在宅医療へのシフトが進みます。私たち臨床検査技師も国民の医療ニーズに応えるため職域も検査室から外来や病棟へ、更には在宅へとより患者の身近での検査業務が求められていると思います。

病院の在院日数が急速に短縮する中、患者のQOLと長期予後を改善するために外来での心臓リハビリテーションが行われるようになってきています。県内で先駆的に行っている車谷容子先生に特別講演をして頂き、患者の社会復帰を実現するために多職種チームが協調して実践することの重要性について学びます。

2020年には東京にてオリンピック・パラリンピックが開催され、大会ビジョンとして「スポーツには世界と未来を変える力がある。」されています。私たち臨床検査技師も未来に向かって変わる時期だと思います。今回市民公開講座として走り高跳び2017年世界パラ選手権銅メダリストの鈴木徹選手に講演をお願いしています。私たちが変われるきっかけになればと思います。

本学会が、私たち臨床検査技師の未来へ一歩踏み出すきっかけとなるよう実行委員会一同誠心誠意準備を進めてまいります。

多くの皆様からの演題発表と、ご参加を心よりお待ち申し上げます。


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